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加陽印刷について

加陽印刷の最大の強みは、紙だけにとどまらない“素材対応力”と、“表現力の幅広さ”にあります。創業以来培ってきた一般オフセット印刷の技術を土台に、UVオフセット印刷機の導入によって、PP・PET・軟質塩ビ・アルミ蒸着紙など、通常の印刷会社では扱いが難しい化成品領域へと対応範囲を拡大してきました。
さらに、クリアファイル、3Dレンチキュラー、什器POP、ノベルティなど、“平面”を超えた立体・特殊表現にも対応。これらは単に設備を揃えるだけではなく、温度・湿度管理、素材特性の理解、色再現への高度なノウハウが必要となる領域であり、長年の経験と技術があってこそ実現できるものです。

どれほど技術が進化しても、加陽印刷は「品質」に最も誇りを持っています。印刷は一度刷れば取り戻せない工程だからこそ、私たちは一枚一枚に誠実でありたい。その想いが、熟練スタッフによる丁寧な色チェックやミス防止工程、設備の精密な調整に現れています。
また、複数の素材を扱う加陽印刷では、素材ごとに最適なインキ・版・乾燥時間・圧力が異なるため、“素材に合わせた品質設計”を行うことが必須です。これまでの膨大な案件で蓄積したノウハウがあるからこそ、紙からフィルム、ホログラム、立体加工まで、均一で美しい仕上がりを提供できます。
品質とは、偶然ではなく“積み重ねた技術と姿勢の結果”である。
その信念のもと、加陽印刷は一貫した品質を守り続けています。

加陽印刷の仕事は、単に印刷物を作ることだけではありません。 お客様の目的や課題を深く理解し、「どの素材がいいか」「どう見せるべきか」「どう届けるべきか」という工程をトータルで設計する“提案型のものづくり”に強みがあります。
例えば、パッケージひとつでも、材質、厚み、印刷方式、加工方法、コスト、耐久性、ブランド表現──多角的な視点から最適解を導きます。
「言われた通りに作る会社」ではなく、
「より良い結果を共に考え、形にする会社」。
これが加陽印刷の提案力の本質です。

加陽印刷は、1964年(昭和39年)東京オリンピック開催の年に創立した老舗です。創立当初はパッケージを主体としたオフセット印刷業をスタートしました。
それから約半世紀、パッケージ印刷からカタログ・ポスターやラベル・POPの小物まで幅広く手がけてまいりました。今日では、印刷と言えばオフセット印刷と言うほど印刷方式の主流であり、カラー印刷の多くが本方式を採用し、近年のデジタル化に伴い飛躍的に発展してきました。当社におきましても、90年代初頭のデジタル化の波、すぐ後のインターネットの出現という大きな時代変革が求められました。
超薄紙を高速で印刷
加陽印刷は、それらの変化の中にあった1990年代は、デザインデータや組版データから単純に印刷・加工をするのでなく、商品カタログ・取扱説明書・時刻表・添付文書などをデータベース化し自動組版印刷を行うことをいち早く実践してまいりました。更に21世紀は社会がより大きく変わり、少子高齢化とともにインターネットによる宣伝媒体が紙印刷の脅威になってきました。私たちは早くからインターネット事業を手掛けていたため、印刷受注の減少をWeb関連ビジネスの受注で補っていました。
2002年発行の「XMLシステム構築事例集」は、XMLによるデータベースパブリッシングや自動組版印刷の事例を一冊の冊子にまとめたものです。時代的に少し古かったり、大袈裟であったりする箇所はありますが、当時としては画期的であり、今もなお同様の問題を解決する方法に大きく変わりませんので、あえてご紹介するものです。
しかし、社会の変革の波は想像を超えて大きくなり、データーベスパブリッシングは死語になり、インターネットが独り歩きを始め印刷物が減少していきました。
そこで、中小印刷業の生き残りをかけて2006年、2010年、2019年にUVオフセット印刷機を導入しました。UVオフセット印刷機により、紙以外のPP・PETなどの化成品やアルミ蒸着紙の印刷が可能となりました。
また同時に、かねてより得意分野であるWebシステム事業をベースに、フィルム印刷専用の印刷ネット通販事業を立上げました。 2011年には東京営業所を開設し、主にゲーム、アニメ、アミューズメント業界からご注文をいただいております。
PPフィルムを印刷中
永年携わってまいりました「一般オフセット印刷事業」をベースに、2006年より「フィルム印刷事業」を手掛けてまいりました。
現在の印刷需要は多岐にわたり、カタログ、添付文書、紙器などの一般印刷の他に、近年は紙製品の什器や3Dレンチキュラー大判ポスターなど展示関連商品、クリアファイルを中心としたオリジナルグッズ商品、オフセット印刷で難解とされた軟質塩ビ印刷、また小ロットオンデマンド印刷など幅広いご要望にお応えしております。
代表取締役社長に就任しました、加福です。社長として恥じぬよう、社員を守り、更なる会社の躍進を目指して参ります。
加陽印刷株式会社
代表取締役 加福 太朗
- 環境問題への取り組み
- 加陽印刷は、工場で使用した印刷用材料を法的手段に準じて、リサイクル活用又は廃棄処理をしております。
- 中核的労働者要求事項に関する方針声明
- 当社はILOが定めた「中核的労働基準」を尊重し、労働者の人権を擁護するために以下(DL資料)の通り方針を表明します。
中核的労働者要求事項に関する方針声明
- コロナ禍での取り組み
- 加陽印刷は自社製造可能なフェイスシールドを、コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者様へ届ける取り組みをいたしました。
まず、4月23日、大阪市にフェイスシールドを1000個寄付させていただきました。
■クラウドファンディングにより、ご協力いただいた企業様
ご支援ありがとうございました。
■寄贈先一覧
- プライバシーマーク
- 加陽印刷は、お客様の個人情報を安全に取り扱うための「プライバシーマーク」を(財)日本情報処理開発協会の認定を得て取得しております。
私たちの専門業務である印刷及びWebシステム構築、データベース構築などによる会員・顧客管理業務は、いずれも個人情報を含んでいる場合がございます。 私たちは、個人のプライバシーを守ることを社会的責任と位置付け、個人情報保護に関する法令と国の定める指針を遵守し、社内規定を整備して安全対策を実施します。
- 事業者の名称及び所在地
- 加陽印刷株式会社 〒534-0011 大阪府大阪市都島区高倉町三丁目5番28
- プライバシーマーク付与の有効期間
- 2022年2月13日~2024年2月12日
- 登録番号
- 第20000451(09)号








